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今、流行っているラインの煎り目の勉強をここ2ヶ月ぐらいしていますが、何かしら見えてきた気がします。
最近ダイレクトトレードの豆のサンプルをアメリカから送ってもらえてテイスティングしたんですが、やばかったです。その瞬間いろんなことに気づき、いろんなことが降りてきました。今までなぜ?なぜ?なぜ?ばかりでしたが少しトンネルをぬけた気がします。
まず、このサンプルをくれたところは世界でもトップクラスのいい豆をもっていていいコネクションがあるということ、使っているところはインテリジェンシア、マッドキャップなどなど、アメリカでも非常に評価の高いカフェですが、ここの会社が言っているのはダイレクトトレードが最高の豆を得る唯一無二の方法であるといっています。そもそもダイレクトトレードとは何なのか?そのままですが直接取引のことです。
直接とは農地と焙煎する場所を直接に結ぶということ、日本においてはたぶん僕のところで7,8箇所を経由して僕のところに来ています。もちろん7,8箇所すべてがマージンをとっています。
まえから何度か書いてますが末端の価格は非常に安いです、なぜ日本はコーヒーが高いのか?その理由の一つが7,8箇所経由しているからです。
この7,8箇所を1,2箇所にできれば他の6箇所に払うお金を生産者に還元することができ、技術の向上、生活の向上などなど、今まで生きるためにしてきたことが、利益を生み自分たちの生活も豊かにしてくれ、末端の消費者も喜んでくれることを理解して作ることができます。
アメリカから来た豆はまさにその豆です。直接農地からロースターに届いた豆です。
何が具体的に違うかというと、非常に言葉で言い表しにくいんですが、生命力というか、パワーというか、、、
僕が使っている豆ももちろん日本ではトップクオリティーの豆ですので豆の点数的に言うとそんなに変る感じはしません、ただ飲んだ感じはぜんぜん違います。
なにがこの違いを生むのか?日本の有名な店トップクラスの評価の店の豆も飲みましたが、この感覚は感じたことがありません。なぜか?仮定ですが、まずもらった豆はすべてラテンアメリカの豆です。てことは非常にアメリカから近いですし目の届く位置にあります。あと輸送もそんなに複雑ではなくアメリカに持ってこれるのだと思います。この時点で海を渡ってこないと手に入らない日本との差は大きいでしょう。樽珈屋さんとも話しましたがまずこのクラスの豆は日本には入ってこないとのこと、それを踏まえてなんですが、今まで流行のラインのエスプレッソなどを味わってきましたがいつも首を傾げていました、何でしょう何かが足りない、流れ的には鮮度のいい豆、高品質な豆だから焼き癖をつけずに中煎り、浅煎りで抑える。
ドリップではもちろんおいしく飲めるんですが、エスプレッソになると特に「ん〜」て感じやったんですが、それがこのサンプルの豆を飲んだ瞬間に判りました。明らかに違います。
この豆ならジュースみたいなエキスだけを搾り出して濃厚なボディーだけのエスプレッソを搾り出すことができます。ただ今現時点で日本に流通している豆でこの感覚のエスプレッソを出すことはある意味不可能に近い、だって豆が無いんですもん。例えば最先端を行っている日本の人たちは当然のように海外に行ったときインテリジェンシアやサードウェーブと言われている人たちの店に行って刺激を受けその味を表現しようと日本でするでしょうがまねは出来てもそれを上回ること、同じ様な感動は絶対に味わえません。なぜなら豆が無いからです。それは同じ豆同じ産地でも同じことが言えます。何かが抜けてしまっているんです。その原因は何なのかはわかりません。
浅煎りでエスプレッソを出すということは豆そのもののパワーが非常に重要になってきます。もし抜けてしまっている場合どうしようもありません外見はあるんですが中身がありません。
深煎りには豆のパワーは抜けてますがその代わりに焙煎のパワーが入っています。だからこそ世界中であれだけの人を魅了するんだと思います。きっと始まりが深煎りではなく浅煎り、中煎りだったらこんなにも世界中に広がら無かったでしょう。本当にいい鮮度のいいパワーの入った豆が無い限りどうしようもありません。

最近のバリスタチャンピオンシップで初めて生産国が優勝しました。これが物語っていることはいかに豆本来の力が大事かということだと思います。浅煎りになればなるほど豆本来の力の差が出てきてしまいます。もし最高の品質で豆本来のパワーを持った豆があればそれにかなうものはありませんなぜなら絶対的だからです。

絶対的なうまさの中に比べるものなど存在しません、そのものはそれで完璧なのですから。

それを踏まえてですが、本当にダイレクトトレードとはいい取引なのだなと感心しました。
すべての人にとっていい、取引であるということ、そこには愛があり、豆にはパワーがある。
コーヒーのドキュメンタリーを見て印象に残っている言葉が「僕たちの子供はコーヒー生産者にはならないだろう、なぜなら親が朝から晩まで働いてもご飯さえ困る生活を送っていることを知っているし、見ているから」確かにその通りだと思いました。だからダイレクトトレードがいいといっているわけではありません。それではただの偽善です。僕はコーヒーの出してとしていいものが手に入るそれが何よりも重要ですし、求めていることでもあります。それを唯一叶えてくれる方法がダイレクトトレードなのかもしれません、実際にフェアトレードは成功していませんし、なぜ成功していないか、おいしくないからです。フェアトレードとダイレクトトレードは一緒ではありませんしダイレクトトレードのほうがお金を生産者に払いますし、クオリティーは断然高いです。
この違いは又の機会に書きますが、継続的ないい取引とは取引に関係する人々にとって有益であり全員がそれを求めている。決して偽善や哀れみからではなくすべての人が幸せである。これを可能にしてくれる唯一無二の取引がダイレクトトレードなのかもしれません。いつかダイレクトトレードの豆を使って最高の取引、最高の輸送、最高の豆、最高の焙煎、最高の抽出でお客さんが身震いするぐらいうまい感動できる一杯が出せたら最高ですね。
2012.02.21 お休み
2月25日土曜日お休みいただきます。
その代わり22日水曜日8時まで営業させていただけますのでよろしくお願いします。
2012.02.12 2種提供
エスプレッソの2種提供始めます。
ひとつはいつものブレンドをキープしつつ、もうひとつ違う豆をおとしていきます。
豆の情報はfacebookに載せて行きますのでチェックしてみてください。
ちなみに今はケニアをおとしています。次はコロンビアです〜
2012.01.27 無の境地
この前、TARUKOYAさんはレジェンドだと書きましたが、最近発売されたコーヒーの本にコーヒーの神様と紹介されてました。さすがっす!

なぜそう言われるのか?考えた時に無の境地なんだな〜と思いました。
どういうことかと言うと、きっとずっと同じ作業をくりかえしておこなえば行うほど意識は消えていきます。
コーヒーのマスターが入れるコーヒーはおいしいな〜と思う時、それはその人が同じ型で常にコーヒーを淹れてるからだと思うんです。もちろん品質、環境面は当然影響します。それは少し置いといてこれは感覚の問題で、型が決まると言うことは気が通ると言うことだと思うんです。少し気持ち悪いですが、前にも何回か書きましたが、日本人が箸を持ってる時お辞儀をしてる時などは非常に体は強くなっています。それはいつもしていることなので型が出来ていて無意識になってます。そういう状態は人間としてのパワーはすごく強くなっています。
あと、パワースポットでお願いごとをしてかなったとか、神頼みみたいなことをする時って、まず意識が行きたいと思ってそこに行っていますし、きっとご利益もあると思っています。そしていつもの決められた動作をして願い事を言います。これはある意味自分に言っています。健康でありますように、結ばれますようにとか、そしてその後にご利益があったはとか、ほんまにすごいみたいになりますが、これは自分の体をそういう状態に持って行っているんです。まず色んなセットアップがあって自分の意識、体が反応するように持って行く昔からの先人たちの知恵の結晶なんだと思います。神の宿る場所というか神が宿りやすくさせる場所でもあるんでしょう、そう考えると神は誰しもに宿るものだし場所など関係なく自分が無の境地までのセットアップをする方法を身につければいつでもご利益のある身体になれると言うことでしょう。

茶道、華道、武道、何でもそうですが型が存在します。そしてきっと最終目的地も一緒なんだと思います。型をすることにより雑念を取り払い気を循環させ体のエネルギーを上げていくそしてそこに到達した人たちだけが、全ては1つとか天地一体とか言うんでしょう。そこまでいけばコップ一杯で国を変えれるかもしれませんし、体一つで平和に導けるかもしれません。まさに神の宿った人たちとでも言うんでしょうか。
そこまでの人はそうそういませんが職人さんなどは無の境地になっていると思います。少しの違いを感覚で探る時、感覚を研ぎ澄ます時はまさしくそれに近いものがあります。だから、その商品には魂が入るし、おいしいと感じます。なぜなら愛が入っているからでしょう。気持ち悪〜って自分に言っときます。



コーヒーを扱うと言うことはその国のバックグランド見る必要があると思います。食文化であったり生活習慣、季節、国それぞれ違いや国民性を見ることで味をひも解くヒントになると思います。
そういう意味でも最近食べ物に関するドキュメンタリーを二つ見ました。
フランスとアメリカのドキュメンタリーを見ましたが結構衝撃的でした。
よかったら見て下さい。